2008年11月07日

Hi-Capa5.1⑥

こんばんは。VUELTAです。

 今回は、ピストン周辺の加工編にしましょうか。

 なお、私の手法を真似して、銃が壊れた、動かない等のクレームは、一切受け付けませんが、コメントなどに、それをやっちゃいかん!とか、こうすれば動くようになる。といったアドバイスを書き込んでいただければ、後の参考になるでしょう。改造は、法律の範囲内で、自己責任において、楽しんで下さい。

 例によって、写真を1枚。
Hi-Capa5.1⑥
はい、色が違いますが、見慣れたパーツですね。東京マルイでは、ピストン・シリンダーという部品名称です。WA社のように、ブリーチとかいう名前ではありません。名称からすると、なんだが逆のような気もしますが、そんなことは置いといて、早速、加工編に入ります。
 
 ぱっと見、色が違うだけやないか!と思われるでしょうが、ちょいと、良く見ておくんなまし。
もう1枚。
Hi-Capa5.1⑥

まぁた、ピンボケかい!すいません。写真がこれしかないんです。でも、どんなもんかは、分かるでしょ?スライド周りで、一番重い部品だけに、軽量化の効果は、必ずあります。バッサリ落としました。結構な軽量化です。相変わらず、ドリルで穴開けて、穴を繋げて、ヤスリで整えて、リューターで磨きました。ピッカピカになります。下面のフレームとの接触部分なんか、つるっつるです。工具は、リューター用のゴムやすりです。100均で購入しました。なかなか使えます。ホームセンターで買うよりは、使い捨てのような工具ですので、こちらで十分です。ほんとに、ピカッピカになります。顔が映るくらい。ピカピカのままですと、やがて酸化して、黒くくすんできます。ですので、手元にあった、プラモデル用ラッカー系のクリアーレッドを、塗りました。んが、組み込みの途中に、あちこち引っ掛けて、ペリペリ剥がれちゃうんです。金属のツルツルだから、足付けしなかったのが、悪かった。今度バラしたときに、塗り直しです。

 さて、ここまでなら、良くある軽量化です。ついでですから、もう一歩、踏み込みましょう。

 このHi-Capa5.1を弄ると決めたときに決めた、いくつかの約束事を書いておきます。
①スライドの四角い形は変えない。(やっぱり、ガバ系ですから)
②コンペンセイターをつける。(やっぱり、格好重視です)
③ショートブローバックにする。(やっぱり、リコイルは、少なめで)
④ガスの消費を抑える。(やっぱり、エコロジー)
⑤ドットサイトを乗せる。(やっぱり印象が大事)
⑥装備重量は、ノーマルの50グラムUP程度の重量増に抑えたい。(やっぱり、増えた分だけ、ダイエット)
⑦パワーアップ加工はしない。(やっぱり、ご時勢ですから)
⑧カスタムパーツは、なるべく使わない。(やっぱり、財布に優しく)
などです。
これの、①②は、以前のBLOGのとおりです。
③④が、前回と、今回のBLOGに係ってきます。
ショートストロークは、スライド等上半分だけの加工です。ガスの燃費は、上半分と、ハンマーSPなど、色んな所に手を入れねばなりません。ですので、今回は、上半分に絞って、進めます。

 いろんな方の話や実験から、ガスブロの、ガスの消費の半分以上は、ブローバックに充てられている、というのが判っています。たぶん、2/3ぐらいでしょう。これを減らしたいわけです。なぜ、減らしたいのか?これは、単純に、ガス圧の安定のためです。Hi-Capaは、多分、2マガジンぐらいで撃てなくなると思います。今の季節、8連射くらいすると、初弾と終弾では、明らかに弾道が変わっているはずです。シューティングマッチで、これは、致命的です。

で、写真を、もう1枚。
Hi-Capa5.1⑥

はい、見飽きたピンボケ。今日、最後ですから、ご勘弁。
 
 こんな、ボケ写真の、どこを見るんじゃい!との声が聞こえてくるようですが、下の、スライドと当たる部分、白いところがありますね。ここのところに注目!です。これは何かと申しますと、プラ板です。今は、両面テープで貼り付けてあるだけですが、支障はないので、このまま使い続けると思います。あ、いやいや、そんなことではなく、このプラ板で、ガスカットのタイミングを、早めているのです。これこそが、今回の加工の、重要ポイントです。
 ガスカットのタイミングを決めているのは、ピストンの溝部分です。ガスカット自体は、部品番号H51-50ノッカーロック等がしています。で、スライド側としては、この溝を、給弾するのに必要なだけ、ブローバックさせてやるように延長加工すればいいのです。で、上の写真ほど、埋めました。もう少し埋めれるのですが、マージンを取って、このぐらいにしてあります。これは、スライドストップがかからなければダメ!というレギュレーションがある場合、リコイルSPガイドの、カラー・ゴムを外せば、その場でも、対応出来るようにするためでもあります。もう少し埋めれば、ブローバックを始めた後、ぷすんと、力尽きたように、スライドが戻ります。リコイルショックも少なく、かなり撃ちやすくなります。私個人としては、ちょっとぐらい、リコイルショックが欲しいですけど、これは、個人の考え方でしょうね。

以上、今回の、加工部分でした。
見てのとおり、シリンダー部分の加工は、一切していません。もし、するのであれば、H51-21シリンダーバルブSPを強い物にしたいかな?というところです。どうやら、この部品で、発射とブローバックのタイミングを決めているようで、これを強い物と交換すると、初速が上がるはずです。私は、現在の弾道に、不満がないので、触りませんでした。

今回、ピストンの軽量加工として、肉抜き。ショートストローク加工として、プラ板での延長。作動のスムーズ加工として、磨き。以上の加工で、38グラム。シリンダー一式加工無しで、5グラム。計43グラムです。

相変わらずの長文に、お付き合い、ありがとうございました。

以上、ピストン周辺の加工編でした。

それでは、今日はこの辺で。




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Posted by VUELTA  at 20:01 │Comments(0)Hi-Capa5.1

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